今回はソフトバンク光のオプション『wi-fi マルチパック』についてお話ししたいと思います。
wi-fi マルチパックというのは文字通りwi-fiが使えるサービスのことです。
光BBユニットという機器をレンタルすればwi-fi マルチパックを利用することができます。
wi-fi マルチパックの特徴を簡単にご説明します。
- 光BBユニットを設置するだけでwi-fiが使える
- 街中にある【BBモバイルポイント】で公衆無線LANの利用が可能
ではこのwi-fi マルチパック、本当に必要なサービスなのでしょうか?
wi-fiを使うだけならwi-fi マルチパックは損?
まず wi-fi マルチパックを使うには光BBユニットのレンタルが必要です。
wi-fi マルチパックは月額料金990円、光BBユニットは月額467円なので合計1457円の料金が毎月発生します。
この料金を年間で換算すると年間17484円も発生します。
正直これだけ高い金額を払うのであれば電気量販店でwi-fiルーターを購入するのがおすすめです。
よく『光BBユニットを使うと速度が速くなる』『光BBユニットで速度が安定する』という声があります。
この秘密はソフトバンクのサービスの【IPV6高速ハイブリッド】が使えるからです。
IPV6高速ハイブリッドについては今回は説明は省きますが、確かにIPV6高速ハイブリッドで速度が改善する可能性高まります。
なのでインターネット利用に支障が出るほど速度が遅いという人はIPV6高速ハイブリッドを使うために光BBユニットのレンタルするのもアリと思います。
しかし、ただwi-fiを使いたいというだけでwi-fi マルチパックを申し込みするというのは、やはりコスト面で負担が大きいので私はオススメすることができません。
現在の市販のwi-fiルーターはかなり性能が良く、むしろ私はそちらの方をオススメしています。
中でも個人的にオススメするのがNECのAtermという機種です。
なぜこのAtermがオススメかと言うと大きく二つの特徴を持っています。
- 機器本体から発するノイズを抑える【μEBG】
- 360°全方向に電波を飛ばせるアンテナが内蔵
wi-fi マルチパックを申込むメリット
とはいえwi-fi マルチパックを申し込むメリットというのが一つだけあります。
それは【おうち割】の適用が受けられることです。
おうち割というのはスマホとインターネットをセットで使うことで毎月スマホ1台につき最大1000円の割引が適用されるサービスです。
このおうち割を適用するにはソフトバンク光の利用者の場合はオプションを3つ申込む必要があります。
- 光BBユニットのレンタル
- wi-fi マルチパック
- ホワイト光電話 or 光電話(N)+BBフォン or BBフォン
ではおうち割を受ける条件としてこれら3つのオプションは毎月どのくらいの料金がかかるのでしょうか?
- 光BBユニット:467円
- wi-fi マルチパック:990円
- ホワイト光電話:467円(基本プラン)
- 光電話(N):500円
- BBフォン:0円
これらを合計すると最低でも1457円となります。
しかし一つ朗報です。
おうち割光セットを適用させようとすると月額料金は3つセットで500円になります。
単独で申し込むと前述した料金になるので必ずセットで申し込みしてくださいね。
こう考えるとwi-fi マルチパックはかなりお得なサービスとなります。
なのでwi-fi マルチパックを申し込みする人は必ずおうち割の適用も受けることを前提で申し込みするようにしましょう。
そうしないとかなり高額な料金を払ってwi-fiを使う羽目になります。
とはいえソフトバンク光を使う人の多くはSoftbankユーザーと思いますので、その心配はほとんどないですね。
もしSoftbankユーザーではなくソフトバンク光だけ使ってるのであればwi-fi マルチパックの加入はオススメいたしません。
その場合はSoftbankスマホに切り替えるか、もしくは電気量販店でwi-fiルーターを購入するようにしましょう。